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雨とビールと「2046」。
雨とビールと「2046」。_a0006062_19502850.jpg同じタイミングでした。RちんにTB。

朝から降りやまない雨に見切りをつけて、いつもの映画館へ。
今日観ようと思っていたのは「2046」。
前もって「花様年華」を再度観ていて、すっかり頭の中はウォン・カーウァイモードでした。
暗くなってからの上映だったので、ま、いっか。と、コーラの代わりにビール。
いつもはこんなことしないんですけど(無意味に強調)。
この映画は何となく、ほんの少しだけ、アルコールを浸透させた頭で観てみたかったのです。
(一本くらいじゃ浸透しないという意見は無視しますw)

主役のチャウを演じるのは、トニー・レオン。
「花様年華」で恋に落ちた人妻のスー(マギー・チャン)との別れを経て、作家になった彼が書いているのが、「2046」という近未来小説。
この小説の登場人物と、チャウの生きる1960年代。架空世界と現実世界の交差。日本語で話すタク(木村拓哉)。広東語を話すチャウ。それに北京語で答える、チャウをめぐる女性達(コン・リー、チャン・ツィイー)。

映像が美しいという評判は本当でした。
豪華女優陣の衣装もきれい。フェイ・ウォン演じるアンドロイドのコスチュームも素敵。身体のラインを強調させるようなポーズや、ヒールの足元だけを写したシーンが何度も出てくるのも印象的でした。濃厚なラブシーンもあり。



ややネタバレ・・・?

ちなみに、映画の中で何度も登場する、「秘密をしまいこむ穴」の台詞は、「花様年華」にも象徴的ば形で登場しています。

特別出演のマギー・チャン。
チャウがカジノで出会った謎の女性(コン・リー)の名前。
全てが繋がりました。

酔った気分になったのは、1本の缶ビールのせいじゃありません。この映画のせい。
by sivaxxxx | 2004-10-30 21:41 | みる


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